ドル/円チャートはどこまで上昇するのか!?1ドル=170円を目指すか!?
150円をつけたので、まだまだ上昇を目指すのではないでしょうか。
インテルから新しいCPUが発番されました。日本でも販売価格のレートを調べてみると1ドル170円換算としています。つまり、1ドル170円を意識するレートまで上がっていくのではないかという見方があります。
1ドル=170円を目指す見方もある
ドル/円チャートからわかること
最初に言いたいことは、FXチャートと株チャートは別物ということ。FXチャートは株チャートと比べて、値が飛ぶことは少なく、連続性が保たれます。また、株チャートは、上昇または下降の一方通行です。例えばS&P500やダウ工業平均はずっと上昇トレンドです。個別株(特に米国株)も一方通行の銘柄があります。それに対して、FXは長い目で見れば、レンジ相場です。ドル円チャートも長い目で見ればレンジになっていて、上図の月足のドル円チャートを見ると、黒い縦線を境にして、黄色枠と水色枠で左右対称になっています。
FXチャートは、レンジ相場
株チャートは一方通行なので、過去のレートに戻ってこないことがある
為替FXチャートはレンジ相場であるとすると、過去のレートが強く意識されます。意識されるレートは、チャートの折り返し地点です。つまり、上昇トレンドから下降トレンドまたはその逆になったときに、トレンド転換が起こり、そのレートが意識されます。
月足のドル円チャートでいえば、2022年初頭から見たときに、3か所で意識されるレートがあります。それが1ドルが125円、135円、147円です。
- 1ドルが125円
- 1ドルが135円
- 1ドルが147円
124円~125円が1つ目の目安
FXチャートを見てください。赤い線は2006年につけた124円付近が意識され2014年に124円~125円付近でトレンド転換がおこっています。2022年に入ってからも、一時124円~125円で揉んでいましたが、上にレートが抜けていきました。
134円~135円が2つ目の目安
次に意識されそうなレートは2001年につけた135円付近です。125円~135円間はトレンド転換など意識されそうなレートはないため、3カ月という短い期間で10円も上がっています。
147円が3つ目の目安
次に意識されそうなレートは1997年につけた147円付近です。135円~147円間もトレンド転換など意識されそうなレートはないため、一気にレートが上昇してしまっています。
ドル円は為替自由化前の水準へ
2000年以前(1998年頃)か為替は自由化されていませんでした。個人でトレードできるようになったのは2000年代に入ってからといわれています。そのため、1997年につけた147円まで上昇したのは、為替自由化以降に前例がないため異常事態といえます。147円を超えてさらに上昇していっていますが、次に見えてくるレートは、チャートを見て参考になるレートはありません。チャートで1996年以前は表示されないのです。
150円を抜けると?
そこで、参考になりそうなレートはキリ番といわれるようなレートになります。ここでいえば147円を超えたので148円や150円などです。またその間の50銭刻みで見ても良いでしょう。
実際にチャートを見てみましょう!
ドル円チャートの一時間足です。152円付近でヒゲで反応し、2本ほど陰線を引き、152円付近で迷っています。そのあと、日銀介入があり、一気にさがっています。
今回は、152円がわかりやすかったため、152円を例に見ましたが、どのレートのキリ番で反応するかはわからないが、トレンド転換の意識はする必要はあります。
どのレートのキリ番で反応するかはわからないが、トレンド転換の意識はする必要はある。
なぜ円安になってるのか?
円安の原因は、日米の金利差!
世界的なインフレが進行している中、世界の中央銀行は利上げを実施している。
金融政策の一つに、金利コントロールがある。
アメリカの中央銀行も利上げを実施している中、日銀は金融緩和を継続中。。
利上げをするとどうなるか!?
利上げは金融引き締め政策である。
利上げをすると、利上げをする前と比べて、負債が膨らむことになる。
一般的に、利上げをすると、お金を借りる人が減るので、通貨抑制ができるので、インフレを抑制できるのである。
利上げとFXチャートの関係
お金を預けるとき、利息が大きい通貨に預けた方が、リターンが大きい。
ということは、日本と米国ではアメリカにお金を預けた方が、リターンが高いのである。
だから、円をドルに換金するのである。つまり、円を売ってドルを買うことになる。
まとめ
150円をつけたので、まだまだ上昇を目指すのではないでしょうか。目安となるのは、150円、151円などのキリ番です。この付近にレートが来た時には注視するようにしましょう!
経済指標を含めたファンダメンタルズは過去にもありましたが、それもチャートに反映されて上図のチャートになっています。つまり、チャートで分析すればどのレートを目指すのか大まかな予想がつきます。
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