FX用語がわからないと、何もわからなくなる
FXの学習をする上で欠かせないのが用語です。
FXの勉強をブログや本、YouTubeをみてたけど、
- 分析が難しくてわからない
- そもそも内容が難しい
- 解説してくれてるけど、FX用語がわからない
こういった経験はありませんか?
そもそも原因は、内容が難しいとかではなく、FX専用用語を理解して可能性があります。
なんとなくで理解していたり、自分なりの解釈をしていたり、曖昧になっていませんか?
用語がわからないと、FXの解説されても何言っているかわからないですよね?
言語がわからないと理解できないのと同じです。
FXも専用用語があるので、それを理解しないとFXの解説サイトや動画を見てもわからないんですよね。
今回は、初心者さんでもわかるように、丁寧にわかりやすくFXの専門用語を解説していきます!
FXを理解する第一歩!FX専門用語解説!
FXとは何の略?
FXは、「Foreign Exchange」といい、日本語で「外国為替証拠金取引」といいます。
この「外国為替」とはお金を交換することを意味しています。世界中にはたくさんの国があり、それぞれ独自のお金を使用しています。
例えば、アメリカでお金を使う場合、両替所などで日本円を米ドルに交換しますが、この交換こそが外国為替そのものといえるのです。
つまり、2国間の通貨の交換が外国為替なのです!!
2国間の通貨の交換=2国間の通貨の取引=2国間の通貨の売買
また、「証拠金」というのは、あなたが用意した「資金」のことで、FXでは「レバレッジ」という仕組みを使うことによって、あなたが用意した資金の最大25倍の額の取引ができます。
少ない資金でも大きな金額の取引をすることができるので、FXは少額からでも大きな利益を狙えることが大きな特長です。
レート
レートは、いわゆる「為替価格」のこと。
ただ、レートの本来の意味は「相場・交換比率」のことで、
FXでは、外国為替市場で異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。
わかりやすく言うと、FXは2つの通貨ペアで取引するので、価格のことを「レート」と呼んでいます。
例えば、円とドルを交換するとき、1ドルは何円になるのでしょうか?
このときのドルの価値をあらわしたものが為替レートです。
「1ドル=〇〇円」と表現されることがありますが、これは「1ドルの価値は〇〇円と同じです」という意味があるのです。
この為替レートはいつも同じというわけではなく、日々変化しています。つまり、売買取引が多く行われているということなんですね!
ちなみに、レートはFX用語で、株の価格は「株価」と言いますよね!
チャート
まずは、FXの基本であるチャートをおさえましょう。
チャートは、FXに限らず、株や金融の世界では多く使われていて、価格変動をグラフ化したもので、売買の判断に用いられます。
FXのチャートでは、外国為替の価格変動をグラフ化したもので、横軸が時間、縦軸が価格を表しています!
下の図がチャートです。

トレード
株式や債券、為替などの取引を行い、リターンを追求すること手段です。
FXでいうと、異なる通貨を売買して、売買時のレートの差額で利益を得る取引のことをいいます。
その中で、トレードには種類があり、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期トレードがあります。
それぞれ解説してきますね!
トレードスタイル | トレード時間の目安 | 特長 |
スキャルピング | 数分~数時間 | サクッと利益を得やすい |
デイトレード | 数時間~1日 | 一日で終わらせる |
スイングトレード | 数日~数週間(数カ月) | 経済ニュースを知る必要がある |
長期トレード | 数カ月~ | 爆益になる可能性がある |
一般的に、スキャルピングは「スキャル」、デイトレードは「デイトレ」と呼ばれています。
本サイトでは、スキャルやデイトレと中心としたトレード手法を解説しています。
エントリー、決済
FXは2国間の通貨の売買でしたね!
売買というか商売の基本は、「安く買って高く売る」です!
ここでは、安く買うという行為をエントリー、高く売る行為を決済といいます。
FXでいうと、「(ある)通貨を買った」ときをエントリーといい、「(ある)通貨を売った」ときを決済といいます!
ちなにみ、FXでは、「高く売って安く買いもどす」という逆も行うことが可能です。
ポジション
「安く買って高く売る」っていうことで言えば、安く仕入れた商品を保有していることを「ポジション」といいます。
FXでいうと、「(ある)通貨を買っている」または「(ある)通貨を売っている」という状況を表す言葉で使われ、現在進行形の状態のことをいいます。
「買い」のロング、「売り」のショート
エントリーはするときに、「買い」でエントリーする場合またはしている場合を、「ロング」といいます。
売りでエントリーすることまたはしている状況を「ショート」といいます。
含み益、含み損
あなたが今買っているまたは売っている通貨を保有(ポジション)している損益状況をいいます。ポジションがプラスなら含み益、ポジションがマイナスなら含み損といいます。
この「含み」というのが、まだ決済していないという意味で「含み」なのです。
○○時間足
これからチャートを見ていくときに「○○時間足で見ている」といった解説が出てきます。
時間足とはローソク足1本が、何時間から構成されているか?で定義されます。
例えばローソク足1本が1時間で構成されているとすれば、そのチャートは1時間足と呼ばれ、ローソク足1本が1日で構成されているとすれば、そのチャートは日足と呼ばれます。
○○足には時間足でだけではなく、○○分足、日足、月足があります。○○時間足は、1時間、4時間足、8時間足が一般的です。
ローソク足
チャートはローソク足の集合体から構成されています!
上の図をみればわかりますが、赤い線や青い線があり、これ一本一本がローソク足と呼ばれています。
ローソク足からは、○○時間内の価格の動きを表していて、高値、安値、始値、終値が読み取れます。

始値、終値、高値、安値
図にあるように、ローソク足1本で、その時間内の中で価格が、いくらから始まったのか、いくらで終わったのか、一番高かった価格はいくらか、一番低かった価格はいくらか、を知ることができます。
これらを始値、終値、高値、安値といいます。
陽線と陰線
始値より終値の価格が高い場合を陽線、始値より終値の方が価格が低いときを陰線といいます。
使うチャートツールによって異なりますが、
一般的に陽線は、赤や白が使われます。陰線は、青や黒が多いです。
移動平均線
一般的にローソク足の終値を、一定期間の価格の平均で結んだ線です。
例えば、日足でチャートを見た場合を考えましょう。移動平均線の設定を5MAとすると、今見ているローソク足の移動平均線の価格はその日を含めて過去5日間の終値の平均値ということです。
簡単にいうと、過去5日分の終値の平均値を結んだ線が、次の日また次の日と平均値を作っていき、それらの平均値を結ぶと線になるのです。
移動平均線は、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドのように、相場のトレンドを一目で読み取ることができるため、初心者にも扱いやすいテクニカル指標です。
(※MA;移動平均線の単位)
水平線
FX取引する上で欠かせないのが、チャート分析です!チャート分析とは、チャート上に線を引くことです。
チャート上に線を引く一つとして「水平線」あります。水平線は言葉通りの水平な線をチャート上に引くことです。
この水平線がチャート上で大いに機能します!!

トレンドライン・チャネルライン
チャート上に線を引く一つとして「トレンドライン・チャネルライン」あります。
トレンドライン・チャネルラインは斜めに引ける線のことです。
トレンドラインに沿って引けることから、この線をトレンドラインといいます。
一本のラインをトレンドライン、トレンドラインに沿って、もう一本引き合わせて2本引いたラインをチャネルラインといいます。

ダウ理論
この理論を知らないと、チャートを見る意味がないといっても過言ではありません。
チャートは、ローソク足を基本として何本も連なり上下を繰り返しながらジグザクに移動しています。
そのジグザク移動を分析し、次に価格がどちらに動くのかを見極めなければなりません。
その見極めの方法としてダウ理論が活用できるのです。
もしあなたが、ダウ理論を知らずして、取引を始めているのだとすれば、今すぐにやめましょう!
ダウ理論を学習してからスタートすれば、最短で利益を得る手法が身につきます!
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