【FX】移動平均線に沿ってエントリーしよう!

移動平均線
目次

移動平均線とは?

移動平均線の意味

チャートが上昇しているときは、一気にあがることはなく、押し目をつけて上昇していきます。

移動平均線は様々ありますが、一般的に移動平均線といえば、単純移動平均線を指します。単純移動平均線はSMAまたはMAともいいます。

過去一定本数のローソク足の終値の平均

移動平均線は、過去一定本数のローソク足の終値の平均を結んだ線です。例えば、過去5本の移動平均線は、過去5本のローソク足の終値の平均です。日足でみてるときは、過去5日間の終値の平均です。
その平均値を結んだ線が単純移動平均線です。

移動平均線の設定の仕方

一般的に、移動平均線は、「2本」を表示させます。

移動平均線は、「5MA」と「21MA」に設定しよう!

移動平均線は、1カ月の日数で考えます。
昔は、1時間足や何分足といった足は、ネットではすぐ見られるような時代ではありませんでした。だから週足や日足を確認し、今後の値動きを予想していたのです。

この考えのもと、1本目は、「5MA」に設定します。これは、一週間のうちの月~金までの稼働日の日数です。1本目は短期間の平均として、5日間の終値の平均を1つの基準としていました。

1本目の移動平均線は、5MAに設定

次に、2本目は20MAに設定します。1週間の稼働日は5日間で、1カ月は4週間なので、20MAです。20MAは中長期の基準として、20日間(1カ月)の終値の平均を結んだ線です。

2本目の移動平均線は、20MAに設定

今は、その名残で5MAや20MAを基準として、1時間足や4時間足、5分足などを見ています。

移動平均線を使ったエントリー手法!

2本ある移動平均線のうち、エントリーの基準とする移動平均線は、5MAです。5MAは5本のローソク足の終値を結んだ線のため、20MAよりローソク足の動きに沿った線となります。ローソク足と移動平均線との関係は、ローソク足が移動平均線から乖離すると、ローソク足が移動平均線線上に戻ってくる性質があります。移動平均線を使ったエントリーは、この性質を利用した手法となります。

  1. 5MAは5本のローソク足の終値を結んだ線のため、ローソク足の動きに沿った線となる。
  2. ローソク足と移動平均線との関係は、ローソク足が移動平均線から乖離すると、ローソク足が移動平均線線上に戻ってくる。

ローソク足と移動平均線との関係は、ローソク足が移動平均線から乖離すると、ローソク足が移動平均線線上に戻ってくる性質があります。

移動平均線を使ったエントリーのポイントは、ローソク足を移動平均線まで引き付けてエントリー(買い)し、移動平均線から乖離したら利確(売り)します。

正確に言うと、ローソク足と移動平均線の関係は、ローソク足の動きは上がったり下がったりを繰り返すので、移動平均線がローソク足の動きに沿った動きをします。

絵で移動平均線を確認しよう

上昇トレンドの時

絵で、一般的なローソク足と移動平均線の関係を描いてみました。チャートは押し目を作って(上がったり下がったり)を繰り返して上昇していきますが、移動平均線はゆるやか(直線的)に上昇しています。上昇トレンドの時は、ローソク足が移動平均線の上に位置していることが多く、チャートが上から移動平均線に近づいてきたときに買いでエントリー。移動平均線から乖離したら売りで利確します。

下降トレンドの時

下降トレンドの時は、ローソク足は移動平均線の下側に位置していくことが多いため、ローソク足が移動平均線と近いときは高値になります。そのため、下降トレンドの時は、ローソク足が移動平均線から乖離しているときに買いでエントリーし、近づいてきたら売りで利確します。

また、上昇トレンドと同じようなエントリー手法で、売りでエントリーして、買いで利確するといった方法もありますが、トレンドに逆らったエントリーはあまりおススメしません。

まずは、基本のトレンドに沿ったエントリーで慣れていきましょう。

チャートで移動平均線を見てみよう

上昇トレンドの時

上昇トレンドの時は、図のように移動平均線が下支えとなって、チャートが上昇していきます。
黄色の箇所でエントリーして、移動平均線から乖離した青色箇所で利確します。
これを繰り返し行えば大きな利益の確保ができます。

移動平均線

下降トレンドの時

下降トレンドの時は、ローソク足が上昇したら移動平均線に跳ね返され、移動平均線から乖離したらまた上昇といったことを繰り返して、下降トレンドを描いていきます。黄色の箇所で「売り」でエントリーして、青色箇所で「買い」で利確します。

ちなみに、下落するときは、上昇するときよりも一気に下落する確率が高い印象です。
これは、下降時は「買いでエントリーした相場参加者の損切り」と「売りでエントリーした相場参加者」が重なる傾向が多いためです。

移動平均線

まとめ

いかががったでしょうか。

今回は移動平均線に沿ったエントリー手法を紹介してきました。

移動平均線は、

  • 過去一定本数のローソク足の終値の平均を結んだ線。
  • 移動平均線は一般的に2本引く。1本目は5MA、2本目は20MAに設定。

移動平均線を使ったエントリー手法は、

  • 上昇トレンド時は、チャートが移動平均線に近づいてきたらエントリー、移動平均線から上方に乖離したら利確。
  • 下降トレンド時は、移動平均線と値が近いときに「売り」でエントリーし、移動平均線から下方へ乖離したら利確。

今回紹介したトレンドが現れたら積極的にエントリーしていきましょう。

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